低スペックAndroidタブレットの使い道、おすすめブログエディタ(アプリ)とブログ作成の方法(Lenovo Tab2を例に)

こんにちは。

スマートフォンやパソコンの他に、タブレットを普段から活用している方は多いと思います。

タブレットは画面が大きいため、スマートフォンよりも細かい画面操作がしやすいです。また、液晶の解像度が高ければ、YoutubeのみならずNetflixなどでの映画やドラマ鑑賞も快適に行えます。加えてノートパソコンよりも携帯性に優れているため、メリットだけに目を向ければ至れり尽くせりのように見えます。

しかし、タブレットには「限られた目的」の為に設計された、性能(スペック)を限界まで落として安価で売られている機種も数多く存在します。

iPadのように、時にPCをも超える価格が必要なタブレットであればスペックで不自由することはありませんが、Androidタブレットの中には、そのスペックの低さゆえに、「安いから」という理由だけで購入して、結果自分のやりたいことはろくにできず、捨てるにも捨てられず埃を被っている端末も多いのではないでしょうか(主観)。

今回は、安くて使い道が限られるレベルのタブレットを購入してしまったけれど、少しでもパソコンのように建設的な作業を行いたい!という場合のために、

低スペックなAndroidタブレットでブログ執筆をするための工夫

についてまとめてみようと思います。

スポンサーリンク

Contents

 低スペックなAndroidタブレットとは?

スマートフォンやタブレットの性能を表すスペックには多数の項目があります。

「センサー感度」「ディスプレイ解像度」「指紋認証」「カメラ解像度、オートフォーカス」等…

どれもその端末の特徴を表しておりますので、

きれいな写真を沢山撮りたい」場合にはカメラ性能の良いものが適していますし

ネットでドラマや映画をサクサク綺麗に見たい」場合には、高速なネット環境を整えた上で、解像度の高いディスプレイを持つ端末を選ぶのが適しています。

そのため、安価なタブレットであっても、自分の用途に適した機能が備わっていれば、他の機能に劣っていても満足に使うことができます。

一方、スマホやタブレットが

  • 重くて動かない
  • タッチやスワイプをしても動きがカクカクして使いづらい
  • あるアプリを使おうとしても必ず強制終了(フリーズ)する
  • 勝手にエラーが出たり再起動してしまう

と言った、スマホ操作や作業の快適度は、どのスマホやタブレットでも「CPU」と「RAM」の2つの性能によってほぼ決まってしまいます。(場合によっては「ROM」を加えた3つを考慮する必要もあります)

ここでは、

CPUとRAMの性能が劣ることで動作がスムーズに行えないタブレット

のことを低スペックタブレットと呼ぶことにします。

CPU…タブレット(スマホ)の作業能力

CPUの能力は、単純にタブレット(スマホ)が仕事をする能力になります。

CPUが有能であればあるほど、動作がスムーズになり、タブレットがサクサク動きます。

RAM…作業場所の広さ

いくら有能なCPUに作業をさせても、狭い部屋に閉じ込めてしまえば能力は発揮できません。

CPUが本来の能力を発揮するためには、作業場所の広さとなるRAMが十分になければいけません。

RAMが大きいほどCPUの作業ははかどり、また道具を広げられるために複数の作業を同時進行で行うことができます。スマホやタブレットで言うと、CPUがアプリを動かし、多数のアプリを同時に起動するにはRAMが必要ということになります。

ROM…本棚の大きさ

CPUが作業を行い、作業途中もしくは作業が終わった書類(データ)をしまって保存しておくのがROMです。また、作業データだけではなくアプリそのものもこのROMに記憶しておきます。

作業スピードそのものに影響はありませんが、十分な大きさが無ければアプリやデータを保存しておくことができないためそもそも作業の意味が無くなってしまう、ということになります。

スマホやタブレットの能力指標の1つ「Antutuベンチマークスコア」

タブレットやスマートフォンの作業能力の高さを示す指標の1つとして、巷では「Antutuベンチマークスコア」が各機種で測定されています。

Antutu Benchmark

Antutu Benchmark
無料
posted with アプリーチ

このアプリでは、

  • 3D(グラフィクスに優れたゲームを行うなどに必要)
  • UX(スマホの操作性、スワイプがサクサクできるかなどの指標らしい)
  • CPU(前述)
  • RAM(前述、正確にはメモリの読み書き速度らしい)

の4つの指標で点数を算出し、スマホやタブレットの総合能力の参考にしています。

Antutuベンチマークスコアは様々な端末で計測されたデータがまとめられているので、以下を参考にしてください。

スマートフォン・タブレットの処理性能を知る上で欠かせないベンチマークテスト。Antutu v7、Antutu v6、Geekbench4、PCMark battery lifeの実機スコアを見やすいグラフ形式でまとめました!
スマートフォン実機のAnTuTuベンチマークスコアをまとめています。新しく端末を購入する際や中古端末購入時に参考にして頂けると嬉しいです。

上記ガルマックス様のサイトを参考にしますと、

835
(ハイエンド)
660
(ミドルハイ上位)
630
(ミドルハイ)
430
(ミドル)
210
(エントリー)
総合:約20万点
3D:約8万点
総合:約13.5万点
3D:約2.9万点
総合:約8.6万点
3D:約1.8万点
総合:約5.4万点
3D:約9千点
スコア募集中

(引用元 https://garumax.com/antutu-benchmark-score)

現在Antutuベンチマークはアプリバージョンがアップし、約5万4千点がミドルエンドスマホということになります。

タブレットについても同様ですので、恐らくAntutuベンチマークで30,000点前後しか出ない機種は、低スペックと捉えてもよいのではないかと思います。

スポンサーリンク

使用する端末 Lenovo Tab2 (501LV)

今回、僕の手元にある、「安くて買ってしまったけど使い勝手が悪くて困っているタブレット」Lenovo Tab2 (501LV)を使って、低スペックタブレットでブログを執筆できるかを検証します。

が、その前に、皆様がお持ちのタブレットと性能比較できるよう、Lenovo Tab2のスペックを簡単に示しておきます。

販売元

Lenovo Tab2はY!mobileとSoftbankのキャリア機として販売されています。

現在の価格は新品で約1万2000円~、中古だと6000円前後~で売られている安価なタブレットです。

僕は約2年前にY!mobileの「セットでおトクキャンペーン2」でこの端末を購入しました。Y!mobileはこの端末に約35,000円の値をつけていますが、このキャンペーンでは3年間で端末代全額割引という形で販売しています。

キャンペーン詳細は以下の記事にまとめました。使い方を絞って上手に使える方であれば、安くタブレットが手に入るキャンペーンです。(現在は上位機のLenovo Tab3がキャンペーンの対象機になっているのでTab3を選べばもう少し快適に扱えるかもしれないです)

こんにちは。 Y!mobileのキャンペーンの1つに、「セットでおトクキャンペーン2」があります。 店舗でもオンラインショップで...

Y!mobileの公式紹介ページは以下です。

Y!mobileの「セットでおトクキャンペーン2」のページです。タブレットをセットでご購入いただくと、月額500円(3年間)で使えるキャンペーンです。

スペック

Lenovo Tab2のスペックも、Y!mobile公式ホームページに記載があります。

Y!mobileの「Lenovo TAB2」のページです。

主なスペックは以下の通りです。

 主なスペック
ディスプレイサイズ8インチ
バッテリー容量4,290 mAh
OSAndroid 5.0
CPUMT8735 1.3GHz クアッドコア
RAM2GB
ROM8GB
外部メモリmicroSDHC 最大32GB
有効画素数メイン 約500万画素
サブ 約200万画素

Lenovo Tab2の使い勝手のよい点もあります。

まずバッテリー容量が十分なので、満充電ならかなり長い連続使用できます。

カメラもちょっとフォーカスが合わないことがたまにありますが十分使えます。このブログの写真の一部もLenovo Tab2で撮影しています。

Y!mobile(Softbank)の高速通信が使える方は比較的快適にブラウジングや動画視聴まではできると思います。

Lenovo Tab2の問題点

ただ、今回は低スペックタブレットがテーマですので、Lenovo Tab2の使い勝手が悪い理由が当然存在します。

RAM 2GB…タブレットとしては標準的

RAMの大きさは、一般的なスマホと大差ない2GBですので、極端に少ないということはありません。

少数の軽いアプリを起動させるのには問題ありませんが、Officeやイラスト系のアプリを使用したり、複数アプリを常駐させると端末は頻繁にパンクします。

問題はCPU?

Lenovo tab2の動作不具合等を引き起こしているのは、もちろんCPU以外の部分の問題も考えられますが、CPUの性能自体が低スペックであることが問題ではないか?と考えています。

他の方のレビューには、

Qualcomm製CPUで言えば、Snapdragon400シリーズぐらいに相当する性能です。(AnTuTuのベンチマークによる判断で、点数は30000点弱です)

(引用元 http://phablet.jp/?p=16254#SoC)

と書かれていますが、実際このSnapdragon(スナドラ)400番台の中でも新旧によって性能に差が生じます。

他のスマホ端末ではどうかわかりませんが、Bluetoothマウスを接続しただけでブラウザがかなりカクカクするので、そこまで十分なCPUは持っていないと思います。

※ただ、弟が低負荷のゲームを文句なくガンガンやっていたのを見ると、使い主である僕自身か、僕の使い方が悪いだけかもしれません。

ROM 8GBはタブレットの使い道を大きく制限する

保存領域であるROMが8GBしかないタブレットは、かなり融通が利きません。

「Youtubeだけ見られればそれでいい!」

「Webだけ見られればそれでいい!」

という方であれば問題ないのでしょうが、

アプリを少しでも増やそうとしたり、ゲームやLINEのデータが溜まっていくと、すぐ容量オーバーになり、他のアプリを増やすことができなくなります。

外部メモリ(SDカード)にアプリやアプリデータを移行できない

一般的なAndroid 5.0端末であれば、Google Playストアのアプリの大半を、外部メモリ(SDカード)にインストールし、動作させることが可能です。内部ストレージであるROMが8GBや16GBのような少ない端末では、アプリ自体をSDカードに移行することでたくさんのアプリを同時に端末で使用することができます。

しかし、このLenovo Tab2では、この外部メモリへの移行ができない仕様となっているため、アプリに充てる容量はROMの8GBでやりくりするしかありません。

また、実際はAndroid OSのシステムアプリ及びプリインアプリ(Google各種やY!mobile都合のアプリ)で5GB程度は消費するため、

自分が自由にアプリをインストールできる容量はおおよそ3GB前後(もしくはそれ以下)となります。これは、ゲーム1つ取ってもゲームが進むうちにアプリデータは増えていくためすぐ無くなってしまう容量です。Lenovo Tab2の利便性を下げているのは圧倒的なROMの不足にあります。

Lenovo Tab2のAntutuベンチマークスコア

論より証拠ということで、Lenovo Tab2のAntutuベンチマークスコアを測定してみました。

測定結果(合計点)は36,802点でした。

測定指標が以前のバージョンとは変わっていますが、内容はそこまで大差は無いようです。特に3Dグラフィクスのテストをする際に凄く画面がカクつき、点数の低さにそのまま表れています。

ガルマックス様の指標では、ミドルスペックスマホが約5万点以上となっていますので、お世辞にも性能が良いとは言えないタブレットであることは間違いありません。

近年キャリアやMVNOで発売されている端末の多くはミドルスペック~ミドルハイスペックのスコアがでており、1万円台のタブレットでも、ASUS ZenPad辺りだともう少し良い性能なのではないかな?という印象です。下記端末はWi-FiモデルでSIMカードは使用できませんが、こちらの計測結果では旧Antutuスコア(現バージョンより基準値が低い)で約36000点出ているため、Lenovo Tab2よりはスペックの高いタブレットであると言えます。

価格相応と言えばそれまでですが、Lenovo Tab2はとりあえずこのブログでは低スペックということにしておきます。(笑)

低スペックタブレットを用いて出来るだけ快適にブログを書く

では、このような性能の低いタブレットを用いて、生産的な作業を行うことは可能なのでしょうか?

実際に、低スペックタブレットであるLenovo Tab2でブログを書くことができるのか、以下の手順で試してみました。

基本的な考え方

CPUやRAMに負担を掛けない

低スペックなタブレットと言われる大きな要因が、「CPUが低性能」であり「RAMが小さい」という点になります。

つまり、低い性能のCPUやRAMでも耐え得る作業しかさせられないということになります。

CPUやRAMに負担を掛けるような余計な機能やアプリは確実に排除していきます(そもそもいろんなことを低スペックタブレット1台でやらせようとすると、まずブログ程度の作業でもタブレットがパンクする可能性が高いです)。

また、ネットブラウジングを並行して行うというのも難しいと思います。できればブラウザなどの作業はスマートフォンなどに任せ、調べものをする場合はスマートフォンで行いながら、タブレットにはブログの編集作業に集中させてあげるのが良いと思います。

画像などの高容量ファイルを扱わない(記事本文のみを書く)

画像を扱うことでアプリや端末の負荷は格段に上がりますので、画像の編集や記事への貼り付け作業はタブレットで行うことはできません。あくまでタブレットでは記事本文のみを仕上げることに努め、細かい修正や画像の挿入はパソコンなど落ち着いた環境で行うようにします。

WordPressなどのブログエディタは用いない

WordPressやはてなブログ、Bloggerなどのブログ編集ソフトは、オンライン環境では自分のアカウントと自動的に接続し、記事や設定を自動保存することができます。

しかし、低スペックなタブレットでのブログ執筆は誤操作を前提としているため、自動保存機能が付いていたり、ブログそのものの設定を変えてしまう恐れのあるアプリを使用するのは不安です。(知らぬ間に設定が変わっていたり文章が消えていたり…なんてこともありそうです)

そのため、タブレットではブログサイト編集とは別のシンプルなテキストエディタを用いて記事本文と簡単なHTMLコード(太字やリンクなどの効果を付けたコード)だけを作り、あとからパソコンを使用してWordPressの記事として編集したほうが無難であり作業も安全に行えます。

低負荷なテキストエディタで簡潔に作業できる環境を作る

ブログを書くために出来るだけストレスの少ない環境で行いたいものです。

低スペックタブレットという時点で既にストレスが溜まりそうな環境ですが(笑)、それでもできる限りWordPress等で書けるような文章をタブレット上でも再現できるようなアプリを使いたいと思います。

もちろん、執筆のためのテキストエディタ自体がCPUやRAMを過度に消費してしまうようでは良くないので、出来る限り低負荷のものを選びます。

ブログを書く環境を整える(準備)

実際にブログを書く環境をタブレット上で整えてあげれば、あとは自分の書きたい文章を仕上げていけばよいということになります。

そのため、この準備でタブレットを軽くし、その状態を保ちつつブログが書けるようになればベストです。

①.タブレット内のアプリやデータを極限まで削除する

まずは、ブログ内に存在するありとあらゆるアプリ、データを極限まで削除します。

特に、タブレット内にアプリが多数存在すると、知らない間にバックグラウンドでアプリが起動しRAMを消費しCPU負荷を上げるため、アプリを削除することでRAMやCPUの負荷を下げ、タブレットを軽くすることができます。

データのバックアップ

まず、タブレット内に大切なデータが残っている場合は、バックアップを行いましょう。

端末の初期機能としてバックアップアプリが搭載されていれば、それを用いてSDカード(またはDropboxなどのオンラインストレージ)にデータをバックアップしてください。

もしくは、JSバックアップなどの外部アプリケーションを利用してバックアップをとることも可能です。

JSバックアップ

JSバックアップ
開発元:JOHOSPACE
無料
posted with アプリーチ

詳しい使い方については公式ホームページに綺麗にまとめられています。もし他の端末にデータを移行してしまいたい場合は、以下の解説が解りやすいと思います。

Android 端末の機種変や買い換えで、データ移行する方法をお探しですか?ここでは旧端末から新端末へのデータ移行をスムーズに行う方法と、利用者の多いメッセージアプリ LINE の友だちリストやトーク履歴を丸ごと移行する方法を解説します。
アプリを極限まで削除する

大事なデータのバックアップを取得することができたら、次にガンガン端末のアプリを削除していきます。

アプリ削除を行う前に、大切なデータのバックアップ、Googleアカウントの登録情報(id、パスワード含む)など、端末に残っている大切な情報は必ず保存やメモをしておいてください。プリインストールアプリなどのデータを削除する場合、予期せぬ端末のデータが知らずのうちに消えている場合があります。(僕の場合はGoogleアカウントのログインデータが消えてしまい、IDをメモしていなかったためGoogleアカウントが使用できなくなりました)

アプリは以下のように消去していきます。

設定画面から、アプリを選択します。

ダウンロード済みアプリの一覧が表示されるため、削除したいアプリを選択します。

削除可能なアプリは、右上にアンインストールと表示されます。これを選択することで、アプリを端末から削除することができます。

また、初期状態で端末に備わっているアプリ(プリインアプリ)の中には、消去できないアプリも存在します。しかし、これも可能な限りデータを端末から消去し、起動しないようにします。

まず、データを消去を選択します。

その後、アップデートのアンインストールを選択することで、アプリのデータを出来るだけ削ぎ落した、出荷時の状態に戻ります。

最後に、無効にするを選択すると、アプリがバックグラウンドで起動しなくなり、RAMの消費を抑えられます。

このようにして、端末に入っているアプリのデータを片っ端から削除し、出来る限り無効にしていきます。

基本的に、システムアプリ(システムUIやドロイド君のマークのアプリ)以外のアプリで、無効にできるものは無効にしてしまいます。データ空き容量を格段に大きくすることはできませんが、少しでもRAMを開放してタブレットの動きを軽くしてあげましょう。

②.HTMLタグのスニペット(ショートカット)を作っておく

WordPressやAmeba、はてなブログのエディター画面のように、直感的に「段落」「太字」「フォントの色」などを変更できるエディタ(WYSIWYGエディタ)を用いることができるに越したことはありません。

WYSIWYGエディタとは、WordPressで言うところの以下のような編集画面を設けているため、HTMLタグを意識せずとも直感的にブログを書くことができます。

しかし、前述の通り、普段使用するブログエディタのAndroid版を低スペックタブレットで使用すると、誤動作やフリーズなどの危険があるため、他のエディターを用いてHTMLコードを作り、作成したコードは後日パソコンでブログにアップロードするのが賢明だと言えます。

また、Playストアで公開されているフリーのHTMLエディタの中にもWYSIWYGエディタはありますが、搭載されているビジュアルエディタのタグは、普段使用しているブログのエディタ画面とは異なります。できれば、WordPressを使用している方はWordPressのタグを、はてなブログを使用している方ははてなブログのタグと言ったように、普段使用しているブログエディタのHTMLタグをそのまま使用する方が記事もストレスレスに仕上げることができると思います。

普段使用しているHTMLタグをキーボードで手打ちするのは時間が掛かるため、まずはHTMLタグのスニペット(ショートカット)をアプリを用いて作っておきましょう。

Webプログラミングなどで、頻繁に使われるコードを定型文としてショートカット化して、ペタペタ貼り付られる状態にしたものをスニペット(切れ端の意)と呼ぶようです。当記事でも以降はこの定型文をショートカット化したものをスニペットと呼びます。
Texpandのインストール

HTMLタグに限らず、メールなどを作成する際の定型文などをスニペットにして、入力の手間を省くのに役立つアプリがTexpandです。

Texpand - Abbreviation expansion typing aid

Texpand – Abbreviation expansion typing aid
開発元:Isaias Matewos
無料
posted with アプリーチ

このアプリを利用して普段のブログエディタで使用している装飾タグを全てスニペットにしていきます。

スニペット化の方法

ここでは、太字装飾を行うタグ <strong></strong>をスニペットにする方法を例として挙げてみましょう。

HTMLタグでブログの装飾を行う場合、装飾したい文字をタグで挟むことで装飾を実行します。
例えば、「僕は北海道在住です」という文章をブログで表現したい場合は、「北海道」だけをstrongタグで挟んで太字にすれば良いので、
僕は<strong>北海道</strong>在住です
と打ち込めばよいことになります。

まず、Texpandを開き、右下の+Phraseを選択することで、新規スニペットの作成画面が表示されます。

初めに、アプリの権限を求められた場合は、enableを選択し、

サービスの中からTexpandを探してOnにしましょう。

次に、スニペットの入力画面です。

「Abbreviation」(略語)の欄では、スニペットとして入力する(打ち込む)文字を決めておきます。今回は太字なので、【!!st】としておきます。(自分が解りやすく覚えやすい略語を選びましょう)

また、「Phrase」の欄には入力したいHTMLタグ(変換後の文字)を入れておきます。今回は太字なので、【<strong></strong>】としておきます。

加えて、下の特殊入力タグ(MISC)の中のCursor(カーソル)をHTMLタグの間に挟んでおきましょう。スニペットを打ち込んだ際に自動的にカーソルがHTMLタグの間に移動するので編集がしやすくなります。

最後に、設定として、右上の三点から、「Expands immediately」にチェックを入れておきましょう。こうすることで、スニペットを入力し1文字スペースを空けるだけですぐにHTMLタグに変換することができます。

これで、太字の装飾タグのスニペットを作ることができました。

よく使う装飾タグをスニペット化する

普段ブログを書いている方であれば、ブログエディタのうち自分が頻繁に使用するタグがある程度絞れると思います。使用頻度の高いタグはTexpandでスニペット化してしまいましょう。僕のタブレットでは、無料版のTextpandで作成できるスニペットの数は10個でした。簡素な装飾と文章であれば無料版でもやりくりできそうな気がします。有料版(330円、2018/03/11現在)ではスニペット数の制限がなくなりますので、多数の装飾を駆使してブログを書きたい場合は購入してみましょう。

以下は、全てのウェブページやブログエディタで共通して使われている一般的なHTMLタグの一覧です。スニペットを作成する際に使用してください。

装飾タグ
太字<strong>太字</strong>
斜体<em>斜体</em>

  • 箇条書き

<ul>
<li>箇条書き</li>
</ul>

  1. 箇条書き

<ol>
<li>箇条書き</li>
</ol>
引用
<blockquote>引用</blockquote>

左寄せ

<p style="text-align: left;">左寄せ</p>

中央揃え

<p style="text-align: center;">中央揃え</p>

右寄せ

<p style="text-align: right;">右寄せ</p>
リンク(例として当ブログホーム)<a href="https://choisuki.com/">リンク</a>
「続きを読む」タグ
<!--more-->

また、僕はWordPressのSimplicityを有難く使用させて頂いていますが、SimplicityでカスタマイズされたHTMLタグは以下になります。【class】で記述されたHTMLタグは、使用しているブログエディタ毎に表記が異なるため、自身のブログエディタで使用されている装飾とHTMLタグを確認してスニペットを作ってみましょう。

装飾タグ
赤字<span class="red">赤字</span>
赤アンダーライン<span class="red-under">赤アンダーライン</span>
黄色マーカー<span class="marker">黄色マーカー</span>
黄色アンダーライン<span class="marker-under">黄色アンダーライン</span>
バッジ<span class="ref">バッジ</span>
キーボードキー<span class="keyboard-key">キーボードキー</span>
補足情報(i)
<div class="information">補足情報(i)</div>
補足情報(?)
<div class="question">補足情報(?)</div>
補足情報(!)
<div class="alert">補足情報(!)</div>
primaryボックス
<div class="sp-primary">primaryボックス</div>
successボックス
<div class="sp-success">successボックス</div>
infoボックス
<div class="sp-info">infoボックス</div>
warningボックス
<div class="sp-info">warningボックス</div>
dangerボックス
<div class="sp-danger">dangerボックス</div>

実際によく使うタグをスニペット化するとこんな感じになります。

また、有料版を買うほどではないけど、個数制限を超えてタグを記録しておきたい場合は、Text snippetsなどの定型文記憶アプリにHTMLタグを記録し、必要なときにコピペすると良いでしょう。Texpandのようにスペースを空けるだけで貼り付ける機能はありませんが、使用頻度の低いタグであればText snippetsでも問題なく使用できると思います。

③.ブログエディタを用いて文章を書いていく

PlayストアにはAndroid端末で使用できるブログエディタ(HTMLエディタ)が多数あります。

その中でも、低スペックタブレットを用いてブログを書くのに使いやすいブログエディタを選べるとなおよいです。

ブログエディタに必要な条件

必須条件ではありませんが、個人的に書きやすい環境として

  • TexPandのスニペットを貼り付けられる
  • ビューワ(プレビュー機能)がついている
  • 日本語のテキストに対応している
  • シンプルなデザインのもの
  • 広告が少ないもの

などがあると思います。

せっかくスニペットを作成したので、Texpandと互換性のないエディタは避けたほうがいいと思います。また、作成中にこまめにプレビューをして、Webページ上でちゃんと表記されるかの確認が行えると便利だと思います。

エディタアプリをインストール

意外にも、無料版でTexpandとビューワが使えるエディタは多くありません。

僕が探したところ、HTMLに限定せず様々なコードを記述するエディタとして用いられる「Quoda code editor」を用いるのが良いかなと思います。

Quoda Code Editor

Quoda Code Editor

Quoda無料posted withアプリーチ

編集画面は英語ですが、日本語のテキストが入力でき、Texpandのスニペットにも対応しています。無料版でも、ブラウザを用いて編集中の記事をプレビューすることもできるので十分な機能だと言えます。

Quoda Code Editorの初期設定

Quoda Code Editorには、アプリ単体でコードを柔軟に書けるような設定を多数設けてある印象です。しかし、ブログの文章を簡単にまとめるだけであれば、細かなコーディングの設定は必要ありません。最低限の設定だけ行いましょう。

そのままコードを記述していくと、テキストファイルとして保存されるため、HTMLの挙動をプレビューすることができません。

そのため、画面上部の三本線から

「Template」を選択し

「Template」を「HTML5」に設定しましょう。

また、「Encoding」を「UTF-8」に設定することで、PCにテキストファイルを送信した際にメモ帳などのソフトですぐに読み取りや編集を行うことができます。

設定が終わったら「CREATE」を選択しファイルを作成します。

スニペットを使いながら記事を書いていく

あとは、先ほど作成したTexpandのスニペットを用いながら、ブログの文章を書いていきます。スニペットが正しく認識されている場合は、左上にTexpandの三本線アイコンが表示されます。

(下のGIFは録画の都合上スマホで撮影しましたが、タブレットでも問題なく動作します)

途中で実際の表示を確認したい場合は、右上の3点からPreviewを選択しましょう。(横画面の場合は目玉マークです。)

仕上げた文章を保存する

文章を作成出来たら、右上の保存マークをタップして文章を保存しましょう。

Quodaの無料版では、GoogleDriveやDropboxなどを用いてオンラインストレージに保存することができないため、いったんタブレット端末内に解りやすいフォルダ名とファイル名で保存して、後程PCにファイル転送しましょう。

ファイル転送の方法はいくつかありますが、一番手っ取り早いのは、PCとデバイスをBluetoothで接続してファイル転送してしまう方法です。(こちらが参考になりますが、機会があればこれも手順をまとめてみようと思います)

PC側に転送したテキストファイルをメモ帳などで開き、正常にHTMLコードが表示されていれば成功です。WordPressやはてなブログなどのブログテキストエディタにそのままコピーペーストをして、編集や公開を行いましょう!

まとめ

ざっと低スペックなAndroidを用いて、出先でブログ記事が書けないかいろいろ調べてやってみたのですが、やはり安いなりの性能の低さ、使い勝手の悪さなどがあり、快適に書くのとは程遠いなという印象です。

しかし、いろいろ工夫してみれば、基本的に扱うものをテキストのみに絞れば低スペックタブレットでも機能してくれると思います。ブログを書く方法の一案としてこの記事を書いてみましたが、アプリやショートカットなどを工夫すればもっと便利に改良していくことができるかもしれません。

どうしてもタブレットじゃ不便でやってられない!という場合は、ノートパソコンでも安い物だと3万円台から購入できるので、ブログ執筆目的であれば小型のノートPCを探したほうが良いかもしれませんね。下記PCは値段も3万円以下、重量は1.2kgと、比較的携帯しやすい重量で求めやすいPCも探せば出てくるので…

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする