自然音の作曲は何からすべきか-初心者向け無料で使える音声編集ソフト

こんにちは。

以前から、自分でオリジナルの作曲を行いたい!という願望があるのですが、それを叶えるだけのエネルギー、手段が確立されておらず、試みようとしても挫折するの繰り返しでした。

そのため、

初心者が作曲に挑戦して、1曲創り上げる為に必要なこと

は何なのか、自分なりに考えながらステップを踏みつつ作曲を行っていこうと考えました。

まず、誰にも真似できない(させない)オリジナルな曲を作るための1つの方法として、自然音、生活音を使った作曲を挙げました。自然音や生活音を使えば、楽器の知識や演奏技術が無くても、自分の感覚を頼りに作曲を進めることができると考えました。

こんにちは。 僕の今後の目標の1つに「作曲」があります。 作曲をしたいけど楽器が(あまり)弾けない 音源や作曲ソフトの...

次に、自然音の作曲を行うにあたって最低限必要な基本知識として、音の周波数と強度についてまとめました。自然音に含まれる周波数と強度を自由に調節することができれば、自分の耳障りの良い音を作曲に用いることができます。

こんにちは。 前回、楽器も弾けず専門的な知識も乏しい状態から、どうやって作曲を進めていくかの方針について簡単にまとめてみました。 ...

今回の記事では、自然音に含まれる周波数や強度を、自分の手で編集する際に使用するPCソフトについて提案します。この内容は現時点でのもので、使用する中で、気づいた点やより良いソフトが見つかればこの記事の内容は改変するかもしれません。

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作曲の際にぶつかる壁

大半の人に当てはまると思うのですが、作曲について高いセンスを持ち合わせてない場合には、多くの人が壁にぶつかって挫折してしまうことがあると思います。

作曲用のソフトを選ぶ際には壁を少しでも感じにくくできるに越したことはありません。

僕が作曲をする上で実際に思い浮かぶ「壁」についてまとめてみます。

イメージを形にする上での「壁」

昔の音楽家のように、楽譜とペンだけを用いて曲を作ることができるのであれば、必要なのは音楽の知識のみになります。しかし、頭の中の音楽が絶えず整っているような、センスに富んだ脳内回路を持つ人間じゃないとこの方法は使えません。

僕のように、メロディーが浮かんでもすぐに消えて行ってしまう人や、そもそもメロディーが瞬時に浮かばない人は、実際の音をパズルのように組み立てて、出来たピースを参考に新しいメロディーを考える必要があります。

音楽を建築に例えて考えてみましょう。

音楽のセンスが初めから際立っている人の場合は、エッフェル塔やピラミッドのようなとてつもなく高い建造物を作る際に、頭の中にその設計図が即座に浮かび、その設計図が崩れないまま頭の中にイメージされています。あとはそのイメージ通りに建物を創り上げれば、完成度の高い作品が出来上がります。

一方、一般的な思考で音楽を作り上げようとすると、初めに頭の中で建造物の完成形がイメージできたとしても、土台を創り上げるのに時間が掛かったり、その間に頭の中のイメージを維持できない為、イメージした作品の作り方が思い浮かばなかったり、イメージとは違うぐちゃぐちゃなものしか作ることができません。もしくは、土台を作っているうちに自分が何を作りたいのかわからなくなって諦めてしまうこともあります。

作曲に関して余程高いセンスが無い限りは、曲の全体像を思い浮かべながら作曲を行うことほど難しいことありません。

そのため、まず「土台」を作り、出来た土台を基に「2段目」を作る、というように、作った音楽を材料に次の音楽を考えることが必要になると思います。

Aメロ、Bメロ、サビを同時にイメージして作るのではなく、

サビをまず作り、その後に初めてサビに合うAメロを考え、全てのメロディーができた後に伴奏が合うかどうかを考える、といった感じです。

とにかく作業を分化し、1つ1つのパーツを作ることに注力したほうが作曲も進むのではないかと考えています。もしその過程で失敗したとしても、パーツごとに考えて作っていけば、合わないものを直していけば修正することができるでしょうし。

音程やコードに囚われる「壁」

僕の場合は、最低限度必要な「音程」「音階」「コード」などについての知識を持っているため、それに従って作曲を行うことはできるかもしれません。

しかし、このような音楽のルールや知識をきっちり守って作曲を行おうとすることは、作曲に不慣れであるとデメリットもあるでしょうし、作曲についての「壁」を高くしてしまう原因になると感じます。ルールや知識に囚われ過ぎるのは却って意欲や創作性を失います。

例えば、教則本に載っているような、最も基本的なコード進行(C→Am→F→G→Cなど)を用いて曲を作ったとします。

ベースとなるコード進行が完成しているため、しっかりとした形の曲を作ることができる可能性は高いと思います。しかし、そのコード進行自体に価値や独創性はなく、これ以上の工夫が無ければありきたりな曲しかできません。種も苗も準備せずに立派な花壇だけ買ってきて満足しているようなものです。

つまり、コード(花壇)に植えるオリジナルな音(種や苗)が、しっかり調和して花を咲かせたときに初めて自分が納得できる曲ができるのだと思います。

コードを先に準備してしまうと、そのテンプレに合った音を探さなくてはいけません。最も独創性の必要な「種」や「苗」の部分が、「花壇」によって決まってしまうことになります。形から入りたい場合はこれでも良いのかもしれませんが、どこか形式ばった曲にしかならないと思います。※あくまで僕の主観です

形式に捉われない作曲や、独創性の高い作曲をしたい場合は、コードやルールよりもまず自分が使いたい音やメロディーを使うことが大切です。

自分がまず聞きやすい音、聞きやすいメロディー、使いたい旋律を、植える種や苗として探します。この音を使えば確実に独創性、オリジナリティを表現できると思う音をまず選ぶわけです。

その後、自分が使いたい音が生きるようなコードや装飾を考えて曲作りを行えば、自分の表現したい音が必然的に主役となって活かされることになります。仮にルールに従わないという理由で周りから評価されなかったとしても、自分の伝えたい音、使いたい音を主役に据えれば自分にしか作れない曲を作ることができます。

順序として、ルールを守るよりも先に使いたい音を使うことが、初心者がモチベーションを保つ上でも大切なことだと思います。

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初心者でも使いやすい作曲ソフトの条件

五線譜とペンだけを使って作曲したり、ボイスレコーダーを使えば一発でレコーディングができる人であれば、作曲ソフトは必要ありません。しかし、今まで曲を作ったことがない者にととって、ボイスレコーダーのみで曲を形にしていくのは至難の業です。(もちろんアイデアをメモする為にボイスレコーダーに鼻歌を録音する、などの使い方はあると思います。)

自分の使いたい音や表現を曲という形にしていくためには、パソコンで使用できる作曲ソフトや、スマートフォンで使える音声加工アプリの力が必要不可欠です。

ただ、操作方法が複雑であったり、ソフトの使用に特別な知識がたくさん必要なソフトであれば、作曲以外にもやるべきことが増えて面食らってしまいます。

初心者でもできるだけラクに使えるソフトで、かつ上記の「作曲の際にぶつかる壁」を出来る限り低くすることのできるソフトは、どんな特徴が必要かを考えてみます。

パートや音源ごとに録音、編集が可能なソフト

1つ目の壁として、イメージを形にする上での「壁」を挙げました。

作曲初心者の場合は、頭に浮かんだ音やイメージをできる限り素早く形に残さなければ、イメージは消えていってしまいます。そのため、作曲ソフトの条件として、浮かんだ音やイメージを形に残すまでの手間や時間をできる限り省き、どれだけ短いフレーズでもいいので少ない労力で形にすることができるソフトが必要になります。

いくつかの機能、パート、効果(エフェクト)を組み合わせて設定しなければ形にならないようなソフトでは、形にするまでの過程が長すぎて、意欲を削がれます。最低限、各パートごとに録音や編集ができる(作業が細分化できる)ソフトである必要があるでしょう。

欲を言えば、細かい設定やエフェクトは後回しにできるようなソフトの方が、イメージを形にするまでの過程が短いため、初心者でもすぐに曲を形にすることができると思います。

「自然音」や「生活音」を含めた自由な音源を選べるソフト

2つ目の壁として、音程やコードなどのルールに囚われ過ぎる「壁」を挙げました。

作曲ソフトとしてオーソドックスなものとして、既に「楽器の音」が音源として与えられ、その音程やコード、旋律を打ち込んでいき作曲を行うソフトがあります。

このように、音程の決められた楽器(電子音)の音源をパソコン上で表現したものを「MIDIデータ」と呼ぶらしく、これを自由に組み合わせて編集や調整を行ったり、実際の音(人が演奏した歌や楽器)を重ねて録音ができるソフトを「DAW」とか「DTM」とか呼ぶらしいです。

もちろん、意欲的に作曲ソフトの勉強ができるようになれば、DAWやらDTMやらを用いて勉強して作曲を行えばよいですし、DAWやDTMを使えば人が演奏した音をレコーディングsることも可能です。しかし、初心者の僕にとっては、その機能や使い方を専門用語を交えて学ぶのに抵抗があるのと、意欲的になれないところがあります。

どうしてもプロやマニアや専門家と同じ道を進むとなると意欲が落ちる自分がいます…。

他人とは別の固有の道を歩みたいなんていうわがままさは実世界では嫌われますが、趣味やブログの範疇であれば大丈夫でしょう。

そのため、「音源」「DAW」「DTM」などの知識は一旦頭の片隅に留め、最低限、自然音や生活音などを、スマホやパソコンを利用して録音して編集し作曲ができるソフトを用意すれば、使いたい音や自分の気に入った音を、自分の聴き心地の良い音に編集し、表現したい形で作曲することが可能になると思います。

平易で、簡単で、「直感的に」操作できるソフト

作曲ソフトに抵抗がある人間は、何より「直感的に」操作できるソフトを選べるに越したことはないでしょう。この条件が一番重要かもしれませんね。

「今、音量を上げている」

「今、周波数を変えている」

「今、音を組み合わせている」

という、1つ1つの操作が解りやすく、覚えることも少ないソフトから始めることができれば、1日の作業量やインスピレーションが少なくても、地道に進めていくことができるでしょう。

できれば無料で使えるソフト

作曲へのモチベーションを保てるかもわからない人間が、いきなり数万円単位で投資をして作曲ソフトを用意できるかどうかは怪しいところです。

投資することでモチベを高められる方であれば、「Cubase」などの作曲ソフトに投資をして本格的に作曲を行うのが最も望ましいと言えます。

ただ、高額投資を行ったからといってモチベーションが高まらない人もいます。(ここにも1人)

ある程度自分で作曲の仕組みや方法がわかって、「さあもっと凝った曲を作ろう!」という段階になるまでは、無料ソフトや投資額の少ないソフトを用いて、ステップを1つ1つ噛みしめながら行ったほうがやりやすい人も多いと思います。

フリーソフトの弱点として、様々な機能を1つのソフトでカバーできない点があります。しかし、それぞれの機能に着目すると、フリーソフトとは思えないほど便利に使えるものも多いです。(Androidのアプリなどのように無料でも便利過ぎて感激するものがあるのと同じです)

必要な機能がフリーソフトにない場合は、別のフリーソフトと組み合わせて作曲を行えばよいと思います。

例えば、パートの編集はソフト①、音声の組み合わせはソフト②、録音はソフト③という風に、作業をソフト毎に分担させることで無料ソフトの恩恵を最大に受けることができます。

当ブログで用いる作曲初心者向けのソフト(仮)

初心者は、既存の確立された便利なツールであっても、いろいろと難癖をつけて毛嫌いします。(笑)

まあ、精巧な技術であるほどより高度になり、初心者にとって扱いにくいツールになることは明らかです。

そのため、初心者なりの視点として、横柄ながらも作曲ソフトに求める条件をつらつらと述べてきましたが、このブログ内で用いる作曲ソフト(仮)を挙げておきます。

Sazanami

メインで使用していく予定なのはフリーソフトで公開されている「Sazanami」です。

Sazanami-ダウンロード

ソフト作成者の渡辺成身様のソフト紹介ページで機能紹介等がされており、ソフトの特徴について解説されています。

当ブログの掲載及び紹介について、渡辺様に連絡をさせてもらいましたが、丁寧に返信が来ました。ありがとうございます。

寄付も受け付けているようですので、快適に使えるようでしたら支援をさせて頂きます。

使い方は今後研究して紹介していく予定ですが、初見の感想として、フリーソフトとして公開されている中でもクオリティの高い音声編集ソフトの匂いがします。(笑)

多重録音に対応

複数のパートの生の音(歌声や自然音、楽器の音)を別々に録音し、編集して重ね合わせること多重録音と呼びます。

このSazanamiでは、スマートフォンなどで録音した音を編集して重ね合わせる多重録音が可能です。

初心者のみならず作曲ソフトには必須の機能ですが、これを直感的に使えるかどうかは今後試していきます。

波形の編集、ノイズの調節が可能

まだ試していませんが、紹介ページを拝見する限り、音声ファイルを読み込んだ波形を編集することができるようです。

「周波数と強度」の投稿で触れましたが、

こんにちは。 前回、楽器も弾けず専門的な知識も乏しい状態から、どうやって作曲を進めていくかの方針について簡単にまとめてみました。 ...

この波形を自由に編集することで、自分の聴きやすい、表現したい音を作り出すことができます。

これも音声の編集を行いつつ、操作方法の紹介などをしていくつもりです。

まとめ

作曲初心者である僕が、今後使用していく予定の「Sazanami」について紹介をしました。

初心者には作曲をする上で、モチベーションを保つために必要な「壁」がいくつかあるので、この「Sazanami」を使用して一緒に乗り越えていきましょう。

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