P10 lite,nova等Huaweiスマホでダブルタップ代替画面ロック(スリープ)。電源ボタン(物理キー)の故障を防ぐ

こんにちは。

スマートフォンを画面ロック(及びスリープ)状態にする際には、電源ボタン(物理キー)を押下するのが一般的です。

しかし、電源ボタン故障が多い箇所です、一度故障してしまうと、当然ながらスマートフォンの起動とシャットダウンが非常に困難になるため、有償修理となってしまうケースが多いです。

対策として、起動やシャットダウンを行わない場合、出来る限り電源ボタンを使用せずに画面ロック/解除やスクリーンショットの撮影を行うことで故障を防ぐことができます。

SIMフリー機の中でもAsusのスマートフォン(ZenMotion)では、画面をダブルタップすることによって画面ロック/解除を行えます。しかし、Huaweiのスマートフォン(Emortion UI)ではダブルタップでの画面ロック/解除には対応していません。

この記事では、Huaweiのスマートフォンで、電源ボタンを使用せずに画面ロック/解除を行う方法について解説します。この方法を使えば、ダブルタップに代わる画面ロック方法として、物理キーの故障を防ぐことができます。

以下、Huawei端末の中でもP10 lite、nova、nova liteなどの端末に搭載されている、EMUI5.0、5.1(Android7.0)のバージョンに対応している機種での操作をメインに解説しています(対応端末一覧)。以前のバージョンをお使いの方は、設定画面をご覧になり、対応しているかの確認をお願いいたします。
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電源ボタンが故障しやすい理由(タッチパネルとの比較)

スマートフォンを操作する上では、タッチパネルの方が電源ボタンよりも触る頻度が多くなります。使用頻度の高いタッチパネル(液晶画面)の不具合の事例が数多く挙げられているのは納得できます。

しかし、タッチパネルよりも使用回数は圧倒的に少ないはずの電源ボタンの故障も、負けず劣らず多く報告されています。

電源ボタンの故障が多いのは何故なのか、タッチパネルとの比較を通じて考えてみましょう。

故障発生件数

電源ボタンとタッチパネル、それぞれの故障発生件数について考えてみます。

実際に修理に出された件数、故障したため廃棄されたり機種変更された件数などを正確に計上することは難しいでしょう。また、そのようなデータを公式に集めているサイトは確認できませんでした。

ここでは、Googleの検索結果件数を参考にしてみましょう。

まずは、タッチパネルの故障をテーマにしている検索件数を調べてみました。

タッチパネルの故障に関する検索件数は、

  • 「スマホ タッチパネル 故障」…約35万件
  • 「Android タッチパネル 故障」…約22万件
  • 「iPhone タッチパネル 故障」…約29万件

となりました。

一方、電源ボタンの故障に関する検索件数は、

  • 「スマホ 電源ボタン 故障」…約68万件
  • 「Android 電源ボタン 故障」…約47万件
  • 「iPhone 電源ボタン 故障」…約124万件

となりました。(2017年12月現在の件数)

検索件数では、タッチパネルに対して電源ボタンの故障関連が圧倒的に多くなっています。

検索件数のみの単純な比較であるため、故障件数の大小と相関があるかどうかはわかりませんが、電源ボタンの故障に多くの人が関心を持ち、また困らされているということが推察されます。

ちなみに、iPhoneの電源ボタン故障に関する検索件数が多くなっている点についてです。

日本のiPhoneシェアはAndroidシェアの約2.26倍となっています(参考、2017年)。また、検索件数は上記結果より約2.64倍であるため、iPhoneがAndroidに比べて特に電源ボタンの故障が多いということはなさそうです。ただ、利用ユーザーが多いために、iPhoneの電源ボタン故障に対しての関心を持つ人が多いことは間違いありません。

Googleの検索結果におけるヒット件数のカウントはあくまで機械的な概算値であり、正確な検索件数ではありません(参考ページ)。

データがないため検索件数を扱いましたが、正確な因果関係や故障件数を推測するというよりは、電源ボタンの故障に対する関心の大きさを表す指標の1つと捉えて頂ければ幸いです。

感知方法(センサーの構造)の違い

タッチパネルと電源ボタンでは、端末が操作を読み取る感知方法(センサーの構造)が異なります。

近年のスマートフォンのタッチパネルのほとんどは静電容量方式を採用しています。指が触れたときに、パネル状に帯電した静電気の微弱な差を読み取ることでタッチ場所を感知します。そのため、触れさえすればよく、指先の軽いタッチで端末が反応してくれるため、落下や水没などの要因が無ければ、よほど乱暴に使わない限り構造が変形する物理的破壊が起こることはありません。

一方、電源ボタンは触れるだけでは感知してくれません。基本的にはスイッチのような仕組みて、「カチッ」という感触と共に基盤との物理的な接触が起こり感知されるため、ある程度の力を伴って押下する必要があります。電源ボタンに代表される物理キーは、センサーが静電気ではなく物理的接触と非接触を直接判断しているため、切り替えの際に接触、摩耗による劣化が起きやすいという点が挙げられます。

また、電源ON/OFF(起動/シャットダウン)の際には長押しをせねばならず、無意識のうちに必要以上の力で押し込んでしまう恐れがあることも故障が多くなる原因の1つだと個人的に思っています。

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電源ボタンの使用回数を抑える方法

電源ボタンが故障してしまうと、

  • 電源ON/OFF
  • セーフモードやリカバリーモードの使用
  • 正常に起動ができない場合のファクトリーリセット(工場出荷時に戻す)

といった、スマホに障害が生じた際の主要操作ができなくなってしまいます。電池が切れたときはもちろん、機種変更や端末初期化の際にこの操作ができないのはツライですね。

電源ボタンの故障の問題は、日常的に電源ボタンを使わなくても代替できる操作を、タッチパネルや他のセンサーを用いて行い、電源ボタンの使用方法を減らすことである程度防ぐことができます。

中でも、起動/シャットダウンを行わない単純な画面ロック/解除操作は使用頻度が高いため、これをタッチパネルやセンサーで代替することで、電源ボタンの負担を大幅に減らすことができます。

以下ではHuawei端末で行える、電源ボタンの負担を減らす試みについていくつか挙げてみます。

画面ロック

フローティングボタンを利用する

1つ目はフローティングボタンの導入です。

これはHuaweiのスマホに標準搭載された機能なので、設定のみですぐ使用できますし、RAMの消費も最小限に抑えることができます。

フローティングボタンの機能

Huaweiスマホのフローティングボタンには、

スマホ下部に表示される3つのボタン(ナビゲーションキー、以下画像)

  • (バック、戻る)
  • (ホーム)
  • (メニュー、マルチタスク)

  • 🔒(鍵マーク、画面ロック)
  • ホウキ(タスクキラー、メモリ解放)

の機能を加えた、5つのボタンがコンパクトに収納されているボタンです。このボタンは画面の端に表示されます。固定されないので、できるだけ邪魔にならない場所に常時表示させておくとGoodです。

フローティングボタンの設定方法、使い方

使い方についても簡単にまとめておきます。

ホーム画面(下段中央)から、設定(歯車マーク)を選択します。

「スマートアシスト」を選択します。

「フローティングボタン」を選択します。

「オン」にすることで、画面端にフローティングボタンが表示されます。ドラッグすることでボタンの表示位置を変えられます。

フローティングボタンをタップすると、先ほどの5つの機能が表示されます。画面ロックを行いたい場合は、🔒(鍵マーク)をタップしてください。ダブルタップ(2連打)とは違う操作にはなりますが、この方法でも2つのタップ操作で画面ロックができるため、電源ボタンを使用しなくて済む上、手間がかからない便利な機能です。

タスクキラー(メモリ解放)もフローティングボタンを使って簡単に行えるため、ぜひ試してみてください。

唯一の欠点として、ゲームなどの画面全体を使用する操作を行う場合に、端に置かれたフローティングボタンが反応してしまい邪魔をすることがあります。長押し→赤い⊖マークをタップすることでフローティングボタンを消すことができます。ただ、一度消してしまうと再度設定ボタンからフローティングボタンを有効化する必要があります。

スマートカバー機能を利用する

手帳型カバーを使っている方、もしくはまだケースの購入をしていない方には、スマートカバー機能を使ってみることをおススメします。これもHuaweiスマホに標準搭載された機能であるため、動作も問題なく、RAMの消費も抑えられます。

スマートカバーの機能

スマートカバーとは、手帳型ケース、フリップカバーなどの前面カバーに含まれる磁石(磁気)を感知し、カバーが閉じられた際に自動的に画面ロックを行ってくれる機能です。

最近の手帳型ケースの多くはマグネット式のものですので、現在手帳型を使用されている方はすぐにスマートカバー機能が使用できます。ただ、一般的な手帳型ケースでは、カバーを閉じただけではロックされているかがわからないのが玉に瑕(キズ)です。

この問題を解決するために、スマートカバーにはウィンドウ付きカバーモードというものがあります。AsusのZenfoneシリーズでよく知られる、窓付きのフリップカバー(もしくは手帳型ケース)をHuaweiのスマホでも使用できる機能です。窓がついていれば、カバーを閉じた後も画面ロックが正常に動作したことが確実にわかりますし、ボタンを押したりフローティングボタンをタップする手間もなくなるため、一番スマートな画面ロック方法と言えるでしょう。

ただ、機種によって窓のサイズや表示位置が異なるようなので、端末に対応したフリップカバーを使用する点だけは気を付けてください。

窓付きのフリップカバー

Huaweiスマホに対応した窓付きのフリップカバーは、家電量販店等での取り扱いがほとんどないと言っていいでしょう。

複数の商品から選びたい場合は、国内外の通販で探す必要があります。

僕は以下のnova対応窓付きケースを使用しています。スマートカバーも正常に動作し画面ロックができます。男のくせにローズピンクを使っています笑

下部に更に窓が付いているタイプの場合、カバーを閉じたまま着信を受けることが可能です。

他の端末でケースを選ぶ場合には、マグネットを利用するため、カード収納機能の無いスリムなケースを選ぶのが良いと思います。以下に対応端末のケースを挙げておきますので、参考にしてください。(注意)

P10 lite

nova lite

P9 lite

その他端末

注意

上記P10 lite窓付きケースは、スマートカバー機能に対応していないとのご指摘を頂きました。誤った情報を掲載してしまい申し訳ございません。

P10 lite端末を使用されている方で、スマートビューカバー(閉じた際に時計と歩数が表示され端末ロックが掛かる機能)を使用されたい場合のカバーの選び方と購入方法について考察を加えたため、P10 liteユーザーの方は以下の記事を参考にしてください。

こんにちは。 2017年6月に発売されたHuawei P10 liteは、コスパのよいミドルスペックsimフリースマホとして昨年から利...

また、他機種についても、当記事で紹介していたケースはスマートカバー非対応であったようです。お詫び申し上げます。

改めて機種ごとにスマートカバーの対応状況について別記事にまとめました。Huaweiスマートフォンをお持ちの方でスマートカバー機能を使いたい方は是非こちらを参考にしてください。

こんにちは。 Huaweiのスマートフォンには、手帳型ケースやフリップカバーを閉じるだけで、自動的に画面ロックからスリープに移行してく...
スマートカバー機能の設定方法、使い方

フローティングボタン同様、端末の設定画面から設定を行います。

ホーム画面(下段中央)から、設定(歯車マーク)を選択します。

「スマートアシスト」を選択します。(ここまではフローティングボタンと同様です。)

「スマートカバー」を選択します。

窓付きの場合は「ウィンドウあり」、窓無しの場合は「ウィンドウなし」を選択します。

設定は以上です。使用中に磁気付きのカバーを閉じることで画面がロックされ、窓付きの場合はロック画面を確認することができます。

タップなどの操作を行わずに画面ロックが行えるスマートな方法です。

画面ロック解除には指紋認証を利用

ロック解除の方法についても見ていきます。とは言っても、Huaweiのスマホには指紋認証がついているため、これを利用するだけで電源ボタンを触らずに済みます。

先ほど同様、

「設定画面」→「指紋ID」を選択し、画面の指示に従い指紋を登録してください。

端末に標準搭載された画面ロック方法(フローティングボタン、スマートカバー)と画面ロック解除方法(指紋認証)を組み合わせれば、電源ボタンを使わず、無駄な操作も一切なくロックと解除を行うことができますね。

番外編…外部アプリを利用する

スマホ端末の機能では物足りない、もっと自分でカスタマイズしたい!という場合は、Playストアから用途に合ったアプリをインストールすれば、大抵のことはできてしまいます。

以下のようなアプリでは、端末を振る、センサーを使う、ダブルタップやそれ以上のタップ操作を行うなど、様々な操作それぞれに画面ロックを割り当てることができます。

画面そのままロック(誤操作防止)

画面そのままロック(誤操作防止)
開発元:Team Obake Biz
無料
posted with アプリーチ

近接オートロック

近接オートロック
開発元:nuts
無料
posted with アプリーチ

Playストアのアプリを上手に使いこなせば、画面ロックを自分の最も行いやすい動作に割り当てることができるのがメリットです。

しかし、これはどうしても標準搭載機能では満足できない場合に行うのが良いと思います。以上の機能はどうしても常時起動させておくとメモリを消費し、電池の持ちが悪くなる恐れもあります。また、画面ロック解除には対応していません。

特に不満が無い限りは、Huawei端末に標準搭載された機能を用いて画面ロック/解除を行うほうが、端末の負荷も少ないため最良な方法だと言えるでしょう。

まとめ

電源ボタンはスマートフォンの中でも故障しやすい箇所の1つです。

しかし、Huaweiの端末に備わった標準搭載機能を利用することで、電源ボタンを使用せずとも画面ロック/解除を行うことができるため、電源ボタンの使用頻度を下げ故障を未然に防ぐことができます。

便利な機能ですので気軽に導入してみてください!

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コメント

  1. 谷 利春 より:

    P10 Liteの手帳型ケースが紹介されていますが、お店に確認したところ、
    スマートカバー機能(手帳の開閉で画面のon/off)はありませんとの返事でした。
    P10 Liteの手帳型ケースでスマートカバー機能がある商品があれば教えてください。 よろしくお願いいたします。

    • Raito より:

      谷 様

      コメント頂きありがとうございます。
      確認をされた手帳型ケースは、当記事に掲載したケースでしょうか?もしその他商品が対応していないとのことでしたら、詳細を教えて頂けると幸いです。

      谷様のコメントを受けまして、P10 liteのスマートカバー機能に対応したカバー、ケースの入手方法について、以下の記事で考察を加えましたので、参考にして頂ければ幸いです。
      https://choisuki.com/archives/610

      もしこちらを読んでいただいても不明点がございます場合は、コメント欄もしくは問合せフォームよりご連絡をお待ちしています。